よ～し、旅行に行こう！行先も決まった！と思った時に、次に頭に浮かぶのが「できるだけ安く良いホテルに泊まりたい…」ということではないでしょうか。
今は宿泊施設の予約サイトもたくさんあるので、どのサイトから予約するのが一番お得なんだろうかと悩んでしまいますよね。
なじみ深いじゃらんや楽天トラベルに加えて、最近は「トリバゴ」や「アゴダ」という名前もよく聞くようになってきました。
実はこのトリバゴとアゴダは全く違う役割のサイトですが、みなさんはこの２つのサイトの違いをご存じですか？
今回はトリバゴとアゴダの違いについて、徹底解説していきます！
Contents
トリバゴとアゴダの違いを徹底比較
トリバゴとアゴダそれぞれについて説明する前に、この２つのサイトは全く別の役割のサイトだということを改めてお伝えします。
トリバゴは宿泊施設の予約比較サイト
アゴダは宿泊施設の予約サイト
ここでは二つのサイトの特徴と違いについて説明していきます！
トリバゴとアゴダの特徴
トリバゴとアゴダの特徴の違いを例えると、
トリバゴは「価格.comの宿泊施設版」、アゴダは「楽天トラベルやじゃらんの仲間」
と言えます。
それぞれのサイトの用途は全く異なるものになるんですね。
トリバゴは宿泊施設の価格比較をチェックできるサイトになります。
一人では比較が難しい複数の予約サイトの情報を集約して、「〇月×日にこのホテルに泊まりたいなら、今は××のサイトで予約すると一番安いよ！」と教えてくれるサイトのことです。
アゴダは、ホテルなどの宿泊施設を予約するためのサイトです。
楽天トラベルやじゃらんといった宿泊施設を条件に合わせて抽出し、宿泊プランをアゴダで直接予約することができます。
アゴダと楽天トラベル・じゃらんなどの有名予約サイトとの違いは、レストランや観光スポットのチケット購入や旅行に関する必需品の購入やレンタルも行っているところです！
また、ツアー紹介もしているので、アゴダだけで全てのプランを組むことも可能なんですね！
トリバゴとアゴダの予約方法の違いは何？
トリバゴとアゴダの一番の違いは、「1つのサイト上で検索から予約まで完結できるのか」という点です。
トリバゴはあくまでも「価格比較」のサイトであり、できることは「どの予約サイトでいくらで宿泊予約ができるかの検索」です。
トリバゴのサイト上で宿泊施設の予約をすることはできません。
ただ、トリバゴの検索結果から気になる宿泊施設のプランを提供している宿泊予約サイトへ誘導してくれるので、簡単に希望プランと価格の予約ページへ移動することができます！
アゴダでは、サイト内で宿泊施設の検索から予約まで完結することができます。
トリバゴとアゴダの料金比較と最安値の違い
これまで説明してきたように、トリバゴとアゴダはそもそもの性質が全く違います。
そのため、一つのホテルについて検索した場合、その検索結果も全く違うものになります。
トリバゴは、各宿泊予約サイトの最安値のプランを表示してくれます。
さらにその中で一番安いものを「トリバゴ最安値」と表記してくれるので、複数の予約サイトの中で最も安いプランを探すことができます。
アゴダでは、提携施設の中から最安値・条件に見合ったプランが表示されます。
最安値以外にも、口コミや施設・プランの詳しい情報も見ることができるので、金額以外でも比較検討したい方はアゴダがおすすめですよ！
トリバゴの特徴と使い勝手
ではトリバゴの実際の使い勝手はどうでしょうか？
私の故郷である千葉県・ベイエリア付近に宿泊すると仮定して実際に操作をしてみました！
トリバゴの予約方法と特徴を徹底解説
トリバゴの予約方法は、おおよそこのような手順でした！
- 宿泊エリア・日付・人数・部屋数を指定して検索
- 該当エリアのホテルがおすすめ順に表示される
- 自分の条件に合うように並び替えや絞り込みをする
- 気になったホテルをクリックすると各予約サイトの最安値プランのリストが表示される
- 希望するプランをクリックして該当の予約サイトへ移動
- 予約サイト内で再度予約したいプランのページを開く
- 各予約サイトに従った予約手続きを行う
複数のサイトの最安値プランがリスト化されて表示されるところ、トリバゴで検索してから別の予約サイトに移動するところが特徴的ですね！
実際に使ってみた感想としては
- 絞り込みの条件に「柔軟なキャンセルポリシー」や「抜群にお得」など価格比較サイトならではの項目がある
- 複数のサイトの最安値プランがリスト化されるのは便利
- どのサイトのどのプランが一番安いのか一目瞭然でわかる
- 予約手続きをするためには、トリバゴから予約サイトに移動して再度該当のプランのページを開く必要があり面倒くさい
- 最安値プランを取り扱っているサイトの会員登録をしていない場合は、会員登録からする必要があるのがネック
と言ったところでした。
あれこれ比較検討した上で納得できる安いプランに泊まりたいという方には向いていると思います。
ただ、簡単に早く予約したいという方はちょっとイライラするシステムかな～と感じました。
トリバゴの口コミと評判をチェック
さて気になるトリバゴの評判ですが、
など概ね好評で、使い勝手の良さを評価する声が多くみられました。
一方で
という声もありました。
トリバゴの場合、情報が多いことがメリットにもデメリットにもなってしまうようですね。
トリバゴのデメリットと注意点
トリバゴでの一番のデメリットとしては、
トリバゴで最安値を調べた後、予約サイトを確認したらトリバゴに表示されていないもっと安いプランがあった
という点です。
トリバゴを使う理由のほとんどが「最安値で泊まりたいから」だと思うのですが、実はその最安値プランが網羅されていないことがあるんです。
朝食の有無などプランの内容が違っていて一概には比較できないケースもあるようですが、いずれにしても最安値プランを網羅できていないことには変わりありません。
トリバゴで表示される最安値プランが絶対ではない、ということは使う時に頭の片隅に止めて置きたいですね。
アゴダの特徴と使い勝手
では続けてアゴダの特徴と使い勝手についてです。
こちらも、千葉県・ベイエリアに宿泊すると仮定して調べてきました！
アゴダの予約方法と特徴を徹底解説
アゴダの予約方法はおおよそこのような手順でした。
- 宿泊エリア・日付・人数・部屋数を指定して検索
- 該当エリアのホテルがおすすめ順に表示される
- 自分の条件に合うように並び替えや絞り込みをする
- 気になったホテルのページを開く
- 申し込みたいプランの横にある予約するボタンを押す
- 必要事項を入力して予約完了
③まではトリバゴと同じ流れになりますね！
アゴダの場合は他サイトに移動せず、アゴダのサイト上だけで全て手続きが完了しました。
トリバゴで操作した後だからかもしれませんが、アゴダのシステムがとてもシンプルに感じました。
元々シンガポールの会社ということもあり、画面構成が海外仕様なのか少し見づらいところはありましたが、それ以外はじゃらんや楽天トラベルとほぼ同じ感覚で使うことができました。
他サイトとの比較もせず、他のサイトへ移動する手間もないので、予約完了までの時間は圧倒的にアゴダが速かったですね。
アゴダの口コミと評判をチェック
アゴダの評判ですが、頻繁に宿泊施設を利用する方から特に人気があるようです。
アゴダには「アゴダベストプライス保証」と「アゴダコイン」という２つの独自制度があり、こちらが人気の秘訣になっているようですね。
「アゴダベストプライス保証」は、同じ宿泊施設が他のサイトでアゴダより安く提供されていた場合、同価格でサービスを提供、またはキャッシュバックを行うという制度です。
「アゴダコイン」はアゴダを利用した際に貯まる独自のポイントです。
詳細は明らかにされていないようですが、このアゴダコインの還元率がかなり良いようですね。
貯まったコインは1コイン1円で利用できるので、宿泊機会が多い方がアゴダのリピーターになっていくようです！
それ以外にも頻繁にクーポンが発行されるところも人気の理由となっているようでした。
アゴダのデメリットと注意点
アゴダに魅力を感じることができたのですが、実はアゴダには「キャンセル不可のプランが」というプランがあります。
これが巷では、「アゴダひどい」「アゴダはキャンセルできない！」という悪評につながっているようなんですね。
正確には、アゴダには３つの予約プランがあり、その中の一つがキャンセル不可プランなのです。
- 「キャンセル料無料」のプラン
- 「一定期間キャンセル手数料なし」のプラン
- 「キャンセル不可」のプラン
国内の予約サイトですと、キャンセル不可のプランってなかなかないので驚いてしまいますよね。
キャンセル料不可のプランは一見不便ですが、他のプランより宿泊料がお得になるといった人によってはメリットとあることもあります。
予約する時には自分の状況に合う適切なプランを選ぶのを忘れないでくださいね♪
トリバゴとアゴダの違い｜まとめ
・トリバゴは宿泊施設の価格比較サイト、アゴダは宿泊施設の予約サイトでそれぞれ役割が違う
・トリバゴは複数の予約サイトの中から各サイトの最安値プランをリスト化して比較することができるが、予約する際には予約サイトへ移動する必要がある
・アゴダは「アゴダベストプライス保証」と「アゴダコイン」という独自の制度を持ちお得に宿泊施設を予約できるが、他サイトとの料金比較はできない
トリバゴとアゴダの違いを活かして、お得に宿泊できる方法を見つけたいですね！
私自身はアゴダでホテルに目星をつけてから、トリバゴで最安値をチェックし、アゴダより安いサイトがあったら「アゴダベストプライス保証」の制度を使う、という方法をとってみようかな？と考えています！
