東京FCへの内定を、最速で決めた青森山田高校3年生の松木玖生選手が嫌われていると言う噂が流れています。
その理由は、先輩への態度が悪かったり、インタビューでもビッグマウスを披露するなど、その強気な姿勢を受け入れられない人が多くいるからです。
実際は、松木玖生選手はどんな性格なのでしょうか?
今回は、「松木玖生は嫌われてるって本当?態度が悪いエピソードや性格を調査!」をお送りします。
Contents
松木玖生は嫌われてるって本当?
【高校サッカー】
青森山田、松木3大会連続のGなど6発快勝
青森山田6−0大社
全国高校サッカー選手権2回戦で、青森山田は大社と対戦と対戦。
試合は、来季J1東京入りが内定している青森山田エースMF松木玖生が、3大会連続初戦でゴールを決めるなど6-0で勝利し、3回戦へ駒を進めた。 pic.twitter.com/HPaZXINdTr— 【公式】LSMPROJECT (@katsu5545) January 2, 2022
松木玖生選手が嫌われていると言う話が出ていますが、SNSの一部で、松木選手が行った審判への意見や、他の選手への対応の拒否があったようで、それらの行為に一部のサッカーファンは不快感を感じたようです。
唾吐きとかスローインの
邪魔とかは気づかなかったけど
松木玖生の態度は気になった
審判に妨害されて
ネイマールのようにアピール
最後も慰めに来た相手選手を無視
他の子も手を差し出されて無視したり
常勝意識なのは分かる
これが通用しないのが日本
他国では許される行為#青森山田— ぐるぐるん (@masyanorix) January 14, 2021
松木玖生 の審判に対するクソ態度はサッカーファンならやってはいけない行為だとわかるとかの論争はともかくイエローカードを掲示すべきだった
— Doug (@9Yuhq2blFQWLQwK) January 14, 2021
とは言っても、この情報はすでに1年以上前のものであり、また、ピッチで声を上げて点を取りに行きたい選手としては、アドレナリンが出ている状態できつい対応をする姿も稀に見ますね。
要は、松木選手だけが特別そのような態度をとっているわけではありません。
第100回全国サッカー選手権での松木選手は?
第100回全国サッカー選手権では、松木選手の対応はどの試合も終始落ち着いていて、素晴らしいプレーを見せ続けてくれました。
今年は、3年生でキャプテンと、重責を負いながら最後の大会を迎え、人としても大きくなったのではないでしょうか。
さらに、今年はすでに二冠を達成した最後の大会のため、プレッシャーはかなりのものだと思います。
そのような中で、思い切りのいいプレーができているのは、メンタルが強くなっただけでなく、自身の感情をコントロールできているからではないかと思います。
他のメンバーとの関係はいいのか?
松木選手は、青森山田の選手層についてこのように語っています。
何でもできるチームです。これまではサイド攻撃、カウンターという面が光っていたと思うんですけど、今年に関しては2トップも強力で、中央からも崩せますしセットプレーも強いです。サイド攻撃も含めて、すべてにおいて強みがあると思っています。
このように言えるのは、仲間を信頼している証でもあります。
別の記事でも、「チームで強くならなくちゃいけない、自分だけが強くなっても意味がない」と話していました。
エゴイストだったプレーヤーから、キャプテンとして全体を見渡す力をつけ、プレー以外でも人を惹きつける力をつけていったのではないでしょうか。
松木玖生の態度が悪いと言われるエピソードを紹介
松木玖生は東京の選手#殺伐としたTLを最も和ませる画像を投稿した人が優勝 pic.twitter.com/GTO3xKGIaT
— どぅれ助 (@duresuke1711) December 6, 2021
松木選手は、上下関係をあまり気にしない性格だそうです。
そのため、中学3年生から高校生チームに加わり、年上の先輩たちに檄を飛ばすことがよくあったそうです。
また、ハーフタイムなどのロッカールームでも、先輩に向かってタメ口での指示や意見をバンバン出していました。
これらが、悪態をついてるかのように見られていたんですね。
しかし、青森山田高校の黒田監督は、こうした松木選手の姿勢をとても評価しています。
「中学校3年生でも高校生を呼び捨てにしたり、高校1年生であっても3年生を集合させたりだとか、今のこの時代にちょっと珍しい形ではありますけど、それが逆にいろいろな方々の好感を得たところもあります。Jリーグに行っても1年目からふてぶてしく、堂々とやってくれることを期待したいと思いますし、松木玖生だからこそいろいろなことを達成してくれるんじゃないかなと願っています」
(Yahoo News)
「ふてぶてしい」と言っている黒田監督ですが、このメンタルの強さこそが今の日本サッカーに必要なものなのかもしれないですね。
実際に、一緒にプレーしているメンバーは、松木選手に厳しく意見することもあり、その選手たちへ他の選手が意見することもあるそうです。
このように、共に戦うメンバー同士でいい刺激を与えながら、目標を持って成長しようという姿勢が広がっているそうです。
松木選手の遠慮しない物言いの中には、「勝ちたい」と言う思いが常にあるからこそ、受け入れられ、好感を持たれるんですね。
松木玖生は気遣いも一流だった!
去年の選手権準決勝で途中交代した松木玖生、泣き姿をテレビに映されて嫌だったから今年の決勝の後泣いてる安斎にフード被せて隠してあげた話が好きすぎる
— Tatsuya Suzuki (@14tatsuya74) January 25, 2021
第99回全国高校サッカー選手権で、青森山田高校は山梨学院にPKで負けてしまいました。
その時に、最初に外してしまったのが、当時キャプテン安斎選手でした。
泣き崩れる安斎選手に、松木選手はすぐにフードを被せて顔を見えないようにしたそうです。
実は、松木選手はその前の年に途中交代したことへの悔しさから、泣いてしまい、その姿をカメラに撮られてとても恥ずかしかったそうです。
そのため、自分と同じように泣き顔を撮られないように、ウィンドブレーカーのフードを被せてあげたんですね。
自分もすごく悔しかったはずなのに、他の選手たちを気遣えるのは、一流の証ですね。
松木玖生ってどんな人?性格を調査!
松木玖生のPK弾で追いついた青森山田が逆転!! 東山のリベンジ阻止しベスト4進出https://t.co/PM4IxsOuk3#ゲキサカ #高校サッカー #選手権 #全国高校サッカー選手権
— ゲキサカ (@gekisaka) January 4, 2022
松木玖生選手は、自身のことを「負けず嫌い」で「気が強い」と表しています。
実際に、松木選手が出場している試合を見ても、それはよく分かるなぁといったプレーをしていますよね。
サッカーにおいては、とにかくすごく熱くなり、負けたくない気持ちが強くなるそうです。
普段から切磋琢磨しているチームメイトたちにも負けたくない思いから、自主練の質や量を上げているそうです。
周りも超高校級レベルの中で、誰よりも光るプレーを魅せるのには、こういったメンタルの強さや向上思考があったんですね。
しかし、サッカーをしていないオフの時は、仲間とワイワイ楽しむ普通の高校生です。
また、松木選手は、友人やチームメイトに「天然」と言われるほど、抜けている部分や言い間違いが多いところがあるそうです。
プレーをしている松木選手からは、そんな雰囲気を全く感じないですよね!
しかし、時折見せる無邪気な笑顔を見ていると、普段は意外と穏やかな面を持ち合わせているのかと感じる時があります。
負けず嫌いです。あと、気が強いです。サッカーと私生活は……、だいぶ違いますね(笑)。サッカーになると凄く熱くなりますし、負けたくないという気持ちも強いですけど、オフになると仲間といる時間も楽しいですし、そういう意味ではオンとオフはだいぶ違うのかなと思います。
(インタビュアーに天然だと仲間に言われるかと聞かれて)
それは言われますね。
自分ではそうでもないと思い込んでいるんですけど、仲間に聞いたら(エピソードが)あるんじゃないですか。「オマエ、抜けてるな」とは言われます。言い間違えとか多いですね。かなり仲が良いヤツだと、もうスルーされますよ。「ああ、またか」みたいな(笑)
2021年12月14日東京FC公式サイトインタビューより
勉強はそこまで得意ではないらしく、数学が難しくなってきてからは嫌いになったと話していました。
こういう話を聞くと、高校生らしいなと感じますね。
また、パソコンが得意らしく、今は情報の授業が一番楽しいそうです。
サッカーでも、分析を行う際は今はパソコンを使うのが当たり前になってきていますので、しっかり自分に必要な知識を身につけているんですね。
また、海外進出も考えている松木選手は、英語の授業もしっかり力を入れているそうです。
全てが、サッカーに向かっているんですね!
数学は好きだったんですけど、難しくなってきたのでここ最近はちょっと嫌いです(笑)。あと、英語は取り組むようにしています。最近は情報という教科があって、パソコンを使うんですけど、それは好きですね。
(2021年12月14日東京FC公式サイトインタビューより)
まとめ
松木玖生選手は、インタビューでビックマウスだと言われたり、先輩を呼び集めたりしたエピソードが出てくるため、態度が悪いと感じる人もいるかもしれません。
しかし、強くて若い選手ほどエゴイストでないと上がっていけない部分はあります。
松木選手は勝つために、1・2年は自分が強くなることに拘っていましたが、3年生になってからは、チームとして強くなる重要性を感じるようになったと言っていました。
こんなに若いうちに、強くなることとチームを束ねることをバランスよく磨ける選手はそういないと思います。
態度が悪く写るのは、強くなりたい思いや勝ちへの執念が、人よりも何倍も強い選手であることの表れなのかもしれないですね。
また、松木選手はチームメイトや友人たちからは、「天然」と言われたり、みんなとはしゃいだりと、可愛い一面も持ち合わせています。
これからプロ入りし、メディア露出が増えると、こういった松木選手のギャップを楽しめるかもしれないですね♪
今回は、「松木玖生は嫌われてるって本当?態度が悪いエピソードや性格を調査!」をお送りしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。